こんにちは、それなりにニートの経験がある美智也です。。。
ニート生活が続くと、自分自身でも疑問が浮かんできますよね。
この記事の目的
ここではニート生活が続いてしまう根本的な原因を整理しています。
特にこんな方への記事
- ニート生活がそれなりに続いている方。
- でも本気でその絶望の沼から抜け出したい方。
問題を解決するにはまず原因を「認知」する必要があります。
時間をただ浪費してるニート生活から脱出するためのヒントが得られます。
そもそも、ニート(引きこもり)になってしまう原因
これは人それぞれ、細かい理由は違いますが。。。でもだいたい、似てます。
結局は、
「普通の社会に適合的なかった」。もうこれだけです。
普通の社会で楽しく生きてられていたら、別にそこから離れようとしません。
なんらかの理由で普通の社会での生活が苦しくなり、逃げた。要するに家に引きこもるようになった。
ニート生活を続けてしまう問題の原因
そしてなぜニート生活が続いてしまうのか。
ニート生活って、実際に経験すると分かりますが、かなりキツイです。特に1年目ぐらいから。。。どんなに遊んでも、満たされないです。
というか、どんなに楽しいゲームでも映画でもなんでも、いずれは飽きる。もう遊び自体に飽きる。そしてすごい虚しくなる。超孤独だし。一緒に誰かが住んでる人がいても。もう社会から離脱してしまってるから、所属意識がゼロ。
そんなに苦しいのに、それでもニート生活を続けてしまう。
なぜか?
それは、「普通の社会に戻れない」からです。それも細かい理由は人それぞれ違いますが、ここでもだいたいみんな似てます。
例えば、
・行動力が著しく落ちて、本当に外の動けない。
・仕事に応募しても面接でなんども落ちてヘコんで、諦める。
参考動画:
なのでもう他に行く場所がないんです。その苦しすぐるニート生活を続けるしかない。。。
もっと根本的な話。。。
上記はニート問題を「シンプル」に説明しました。ただ、「奥にもう少し問題がある」のです。ここから説明していきます。
人間の基本的欲求
人間には4つの基本的欲求があります。あなたがあるかどうか信じていてもいなくても、分かっていてもいなくても。

「生きたい」という欲求
これは人間の1番基本的な欲求です。現代の平和な社会に暮らしてる人間は意外とこれに気づいてない。。。
でも死にそうな時が来ると、「生きたい!!!」と異常なほどな欲求が潜んでることに気づきます。
「愛されたい」欲求
他人から愛されたいという強い欲求。誰からも愛されないと、非常に孤独感を感じ、もう生きる気力を失う。。。
「良く思われたい」という欲求
他人から良く思われたいという欲求は意外と強い。。。「他人の評価なんてどうでもいい!」と表では言いながらも、誰でも認められたいと強く思ってる。
「変化を味わいたい」欲求
毎日、同じような生活では死にそうになります。。。ニートにとってはこれが一番辛いかも。。。変化の欲求はみんなが思ってる以上に大事です。
リアリティー・モデル(ニート生活を続けてしまう原因を理解するためのツール)

参考文献:
TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究
この「リアリティー・モデル」というツールを利用すれば、「なぜニート生活を続けてしまうのか」をより深いレベルで理解できます。
心理的欲求
上記で言った「4つの基本的欲求」がこれです。人によってそれぞれの欲求の度合いに差はありますが、全ての人間は持っています。
例えば、自分は。。
意外と思われるみたいですが、自分は「世間から良く思われたい」という欲求が異常に強いです。ただあまり表には出さないですが。。。
でも逆に別に「個人から愛されたい!」という欲求はそこまで強くないです。。。
あなたももちろん、それぞれの欲求の度合いは違うでしょう。
思いの窓
「思いの窓」とは簡単に言うと、「あなたが思ってること」です。「あなたが信じてること」と言い換えてもいいかもしれません。
例えば、
自分の思いの窓では「ブログ運営は非常に重要」というのがあります。それには細かい理由がいろいろありますが、それが「自分の信じてること」です。
多くのニートにありがちな思いの窓は
・社会は残酷
・一人でいた方が楽
・将来はなんとかなる
でしょう。
自分も以前は似たような思いの窓を持っていたので。。。
ルール:「もし〜ならば〜」
「もし社会が残酷」「思いの窓」ならば「一人で引きこもって、ニートでいた方が楽」というルールが成立します。
これが次に繋がります。
「行動パターン」
ココに注意
上記での「思いの窓」が変わらない限り、あなたの「家で引きこもる」という行動パターンはいつまで経っても変わりません。
要するにここで注目して欲しいのは「思いの窓」が変わらない限り、あなたの行動も変わらない、というところです。
当たり前なことなんですが、ちゃんと「分かってる」人は非常に少ないです。残念ながら。。。
結果
あなたが「家でずっとニート生活を続ける」という行動を続けたら、ある結果が出ます。
その結果とは、
「一緒に住んでる親戚がいずれは死んで、仕事が無くて、ホームレスになって、かなりキツイ死に方をする」です。
参考記事:
【リアル体験】私は元ホームレスをしておりました。ホームレスの現実【厳しすぎる!!】

フィードバック
そのホームレスになって過酷な人生の終わり方はあなたの心理的欲求にフィードバックされます。
それはあなたの心理的欲求を満たしますか?
・「生きたい」欲求:酷い死に方をする
・「愛されたい」欲求:孤独にホームレスになる
・「良く思われたい」欲求:ホームレスとなり、世間からクズと思われる
・「変化を味わいたい」欲求:もう後戻りできない苦しすぎる日々。。。
自分はここでは「あなたはニートをやめるべきだ!早く仕事に就け!」と言うつもりは一切ないです。あなたの「思いの窓」に何があるべきかを説教するためにこれを書いてません。それは自分にはどうでもいいし、あなたの自由。
そうじゃなくて、あなたには現在、何かしらの「思いの窓」があります。それによって、日々の行動パターンが決まります。そしてそれを続けると、ある結果が出ます。そしてその結果はあなたの心理的欲求を満たすかもしれないし、満たさないかもしれない。でも心理的欲求が満たされなかったら、あなたは非常に苦しみます。
今の苦しいニート生活よりも何倍も苦しみます。もう「死んで地獄に行った方が楽」と表現できるほどに思うような苦痛。。。
ニートを続けてしまう人にもう少し具体的に当てはめる。
ニート生活が続くをリアリティー・モデルで見てみる。
自分の以前の状態を例に説明していきます。あなたもリアリティー・モデルを利用し、あなたが抱えている問題の根本を見てみてください。少しは考えてみましょう。

ちょっと文字が小さくて見えにくくて申し訳ないですが、このような図式が出来上がります。
美智也の過去:
自分の強い心理的欲求:「良く思われたい!!!」
↓
思いの窓:「普通の仕事は苦痛でしかない。特に人間関係。そして仕事の面接をなんども落ちて、もう諦める。もう普通の社会は自分には無理。」
↓
「ルール」もし〜ならば:もし「普通の会社はもう無理」と思うならば、逃げて、「家に引きこもる」。
↓
行動パターン:もう会社は無理と思ってるからニート生活をずっと続けてしまう。苦しくても。
↓
結果:一緒に住んでる親戚に「アフィリエイトじゃなくて、ちゃんとした仕事に就かないのなら、もう家を出て行け。」という極端な状態になったことがある。うつ病があまりにも酷く、一人暮らしができる精神状態ではなく、もうホームレスか自殺かの選択肢しかないと自分の脳は思い込んでいた窮地に追い込まれる。
↓
フィードバック:それは自分の「世間から良く思われたい!」という欲求を一切満たさなかった。社会の「最大のゴミカス」として死んでいくところだった。
。。。
-
-
「もう死ぬしかない。。。」:道を開く唯一の方法。冗談抜き。
あなたは?
結局、伝えたいこと。。
それなりに「見えた」と思います。少しは素直な心を持っているのであれば、「気づいた」と思います。あなたの生活で、リアリティー・モデルを当てはめてみてください。そして少し「想像」してみてください。特に「そのニート生活を続けたら、どうなるか」のところ。
自分はただラッキーでした。。。
あなたが「本当に気づく」時には、もう遅すぎるかもしれません。もう取り返しがつかないことになってるかもしれません。
今ならまだ全然間に合います。
また繰り返しますが、あなたがどう考えるべきかは俺にはどうでもいいです。あなたの人生だし、俺にはなんの影響もない。
メモ
そうじゃなくて、「あなたが人間なのであれば、4つの基本的な心理的欲求を持っています。そして日々、いろんな「思いの窓」を抱えながら生活しています。その「思いの窓」に基づいて、あなたはいろんな行動を決めます。
そしてその行動の積み重ねで、結果が決まります。良い結果も悪い結果も、あなたの心理的欲求にフィードバックされます。それであなたが「幸せ」でいるか、「苦しむ」かが決まります。
このリアリティー・モデルを真剣に活用してください。(ちなみにこのツールはニートだけに限らず、あらゆる問題に応用できます)
もし自分がリアリティー・モデルを初めて知った22歳ぐらいの時に真に受けていなかったら、27歳の頃には間違いなく死んでました。本当に冗談抜きで。
これを軽く見ないでください。。。
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